私たちが大切にするべきものは何だろう? 大切にするってどういうこと? 日々を綴る中で、片鱗に触れられたら幸せです。

ソーシャルビジネスセミナー報告

今更ながら、

ソーシャルビジネスセミナーの報告をします。


今回のセミナーは、
地域資源バンクNIUが三重県から受託した事業で、

多様化する地域課題に、
柔軟に、持続的に取り組めるよう、
ビジネスの視点を取り入れ、
多様な資金調達の方法を周知する目的で、
実施されました。

内容としては、

地域資源バンクの社長から、
人口減少等の社会現象と、
ソーシャルビジネスについて話があり、

コミュニティ・ユース・バンクmomo代表から様々な資金循環の仕組みや資金調達について紹介があり、

地元金融、日本政策金融公庫、産業支援センターから、具体的な融資や助成金の商品や事例が提示され、

希望者を対象とした個別相談会を持つ、

という形で進みました。


タイミングよく9月に会社に首を突っ込んだ私は、
セミナー準備や当日受付をしながら、
地域や行政、金融の声に、
そして自分たちの地域や国を、
住みやすい形で次世代につなげたいという志ある方々の声に、
触れることができたのでした。

行政が対応しきれない地域課題はずっと感じていたし、
ソーシャルビジネスのキーワードは知っていましたが、

話を聞いて、
資金循環の発想はとても新鮮でクリエイティブで面白く、
資料作りやアンケート集計の仕事もとても勉強になり、
地元を良くも悪くも知ることができ、
何より素晴らしい出逢いに恵まれて、
この仕事に関わることができて楽しかった!というのが、率直な気持ちです。

数ヶ月前は、
一人でなんとかしなきゃともがいていて、
問題を誇張したり、
目の前の意見を受け入れられなかったり、
なんだか辛かったのですが。

やっぱり志を持つ仲間は大切だなと感じます。

私は、本当にドンくさくて、
仕事ができるとは言えないけど、
発言力はないかもしれないけれど、

社会や世界に対して思ったこと、
感じたことに
蓋をしないでいたいと思います。

一番怖いのは、
自分が無力だと感じて、
止まってしまうこと。
誰かが解決してくれるのを、
期待してしまうこと。

だって、
世界も地域も私の住処だから。
誰も生涯安寧の居場所は提供してくれないのだから。

個人の力は小さくても、
こうして素晴らしい仲間に出逢う力には恵まれたなぁと、
感動しながら働けるって、
ありがたいことやなぁと思う。