私たちが大切にするべきものは何だろう? 大切にするってどういうこと? 日々を綴る中で、片鱗に触れられたら幸せです。

肌トラブルが教えてくれること。

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数日前から、
娘の肌が大変なことになっていた。

かいかい…

真っ赤になって、
一部黄色い膿が出ている肌を見て、

アトピーとか、
アレルギーとか、
湿疹とか、あせもとか、

いろんな人がいろんなことを言う。

そして、
お母さんの食べてるものが…とか、
手で引っ掻くからばい菌が…とか、
病院受診した方が…
いや薬は最終手段、何々が効く…とか、
いろんなことをいろいろ考えさせる。

その中で、
「あ、にがり!」
と思い立って、
毎日毎日海水を煮詰めて
塩を作っている旅館を目指して、
実家から15分ほど走った。

丁寧に丁寧に作られた塩は、
食べ続けていたらガンが治ったと、
話す人がいるほどだと。

いつか、
そのにがりもパワフルなのよ〜と
話していたおばちゃんがいて、
ご縁があれば試してみたいと思っていた…

ことを思い出した。

帰って、娘は入浴。
きれいに洗ったばかりの顔に
薄めたにがりをチョンチョンと塗った。

染みる〜からなのか、大泣きする娘。

いい子いい子〜、
にがりさん、稟ちゃんのお顔をキレイにしてあげてね。
お母さん、マメじゃないけど、
稟ちゃんがキレイにいられるように、
頑張って清潔に保つようにするから、
よろしくお願いします。

と、お願いしてみた。

別の友人に

「乳製品や動物性のもの、とったら出るって!心当たりある??」

と聞かれたばかりだった。

うーん、
美味しいものは大好きですので、
心当たりありまくりです。

以前の私だったら、
慌てて、落ち込んで、自分を責めて、
もう食べません!って、
自分を追い込んでいたと思うの。

でも、
赤ちゃんはお母さんを傷つけようとは
思っていないと思うの。

一緒に幸せになるために、
大切なことを教えてくれたり、
行動を促してくれたり、
きっかけをくれているのだと思うの。

だから、
勝手に落ち込むんじゃなくて、
いやいや我慢するんじゃなくて、
感謝して、
喜んでできることをしようと思ったの。

もう一度、お風呂に入って汗を流した。

娘は気持ちよさそうに、
されるがままに身を任せている。

そしてもう一度、
よろしくね〜と肌ににがりを塗った。

きれいに洗ったお肌は、
もう痛々しくない。

ゴシゴシこすらないところを見ると、
もう痒くはないんだな。

穏やかに寝入った娘を見て、
にがりに出逢えた1日に感謝した。

そういえば旅館の女将さん、
3ヶ月になる娘がいるって言っていた。

気持ちはよくわかります〜
女の子だから、お肌はきれいにしてあげたいですよね〜
よくなるといいですねって
言ってくれた。

こうして、
日々元気で不自由なくいられるのは、
こんな風に祈ってくださる方の

おかげさまでしょうか。