見習い7日目
今日はあんぱんの日。
忘れられない思い出になるでしょう。
初めてあんぱんの成形を準備からさせていただきました。
何を準備したらよいか、考えながら動くからあっちへ行ったりこっちへ来たり…。あん包みもあーでもない、こーでもない…とやっているうちにあっという間に時間が経ってしまい、オーナーが慌てて飛んできて出来たものを持って行きました。
そうなのです。
それから生地を発酵させなければいけないので、ここが遅くなるとなかなか焼けない。あんぱんは中の餡が冷めにくいので一番先に焼きたいところだったのですが、文字通りまだか、まだか、と皆で心配しながら発酵させることになってしまいました。
そしてやっとこさ焼けた、と思ったら裏から餡が飛び出し子ちゃんがちらほらいるじゃないですか!
「練習じゃない」
青ざめましたが、そこで止まって見守っていても何ができるわけではないので、「ごめんなさい!」と心の中で叫びながら洗い物をしていました。こういう時にできることがあるというのは、救われます。
私が扱っているのは商品です。
お客様が手に取る商品です。
モモの顔である商品です。
ひとつとして練習はないのです。
一つひとつが真剣勝負。
こんな経験と勉強をさせていただいたことに、とにかく感謝です。
あんぱんの日に感謝。