自分の心に聞いてみる。

とある事業所さんから、仕事のお話をいただきました。

お宅に伺い、理事長ご夫妻の思いを聞きました。利用者のこと、保護者のこと、スタッフのこと、地域社会のこと、世界のこと、たくさん考えて、いろいろな場で提案したり、実践したりしている素晴らしい方々でした。

一緒に事業所を盛り上げていきませんかというありがたいお話をいただき、悩みに悩みました。

唯一の懸念は、そこが名古屋であること。

この春、仕事を手離して手に入れたのは、家族との時間や、地域とのつながりでした。

事業所で働くことはとても魅力的だけれど、トータルで考えたら、もっと違う選択肢がある気がしました。と言っても、まだ伊勢やみなしまで自信を持って全力投球できる先があるわけではないけれど。

だから勇気を持ってお断りしました。一番私の苦手なこと、Noということ。罪悪感もいっぱいだったけど、まずは決断を下した自分を褒めよう（笑）

名古屋で色々夢を膨らませたことを思うと、地元でできることがたくさんある気がしてきました。

家族の方が「あなたが決めなさい。焦らなくてもいいから。」と落ち着いていました。無職、出戻りであることに対してコンプレックスを感じていたのは、むしろ、私の方。

自分の中にある答えに気づかせてくれたご夫妻、本当にありがとうございました。