私たちが大切にするべきものは何だろう? 大切にするってどういうこと? 日々を綴る中で、片鱗に触れられたら幸せです。

森の中のマルシェに行きました。

10月26日、森の中のマルシェに参加してきました。職場のある三重県多気町で開催されたこのオーガニックイベントは、今回で6回目だそう。

私は、地元にあるオーガニックカフェ「Himeshara」さんのお手伝い。

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朝7時半から仕込みを一緒にさせてもらいました。大豆バーガーや手作りのソース(3種類も!)を順々に挟んでバーガーを作るのだけれど、本当に手間暇かけて作られていることがわかります。
買ってる側の人間が、安易に値段を判断しちゃいけないよね、とちょっぴり反省(笑)その人とそのお店にしか出せない価値があるわけで。買う側が試されている気がしました。


さて、会場で販売したのは、ベジバーガーとベジカレー。
ブラウニー、クッキー各種、豆乳チャイ。その他もろもろ。


店頭ディスプレイも一緒にして、勉強になります。

一緒にお手伝いをしたのは、コーヒーを淹れるのが大好きな女の子。
彼女は某コーヒー店で働きながら、Himesharaで週に一度コーヒーを担当してくれています。話しているうちに共感できるところがたくさんあって、急速に仲良くなりました。
私が「カフェをやりたいー」と勢いで言っちゃうところ、彼女は大事に大事に夢を暖めている。素敵だなと思います。

体に優しい素材や地元の素材を使っていることと同時に、オーナーさんの人柄に惹かれて集まるお客さんがどどどっと押し寄せ、あっという間に完売。


後半はマルシェを散策しながら、手作りや自然派の品々を扱うオシャレなお店、地元にこんなにあるのねー、と感動しました。


自然派レストラン、自家焙煎コーヒー、天然酵母パン、手作りアクセサリー、海産物販売、木工品や紙工品…、なんと50店舗以上が出店していたそうです。

一食、一商品、一プレゼントを選ぶということが、すなわち、未来への選択であること。

値段やパッケージの華やかさではなくて、その先にある家族の健康や生産者、大地への配慮。

ビーイングタッチの考え方を借りれば、消費者としての「買い方」より「あり方」。

買い物一つに人となりが現れるわけで。ポリシーのある消費者には憧れるし、そんな買い物が広がればいいなぁと思っていたら、すでに私の知らないところで、文化になっていたのでした。

私はただ感動するだけ、楽しむだけ

どんな立派な建物やブランドにも勝る、未来につながる成熟した文化が、ちゃんと根付いている地域。本当に、三重の地を誇りに思います。