福岡滞在②
縁ある仲間と、阿蘇にお出かけ。
以前から行きたかった大野勝彦さんの美術館に行きました。
一家の大黒柱としてバリバリ働いていた彼は、ある日農業用機械で両手を失います。生きる価値はない、役立たずとバカにされる…と絶望の底に突き落とされた彼。そんな彼に神様が喝を入れたそうです。
家族の優しさや日常の素晴らしさに気づいた彼は、感謝の気持ちを表すために素晴らしい絵を描き始めます。それが今、多くの人に勇気と元気を与えています。
彼の絵やメッセージを見ていたら、心がグっと熱くなりました。
私も情報発信をする中でこんなこと言ったら恥ずかしい、失敗したら格好悪い…と思うことがありました。でも気持ちを汲み取ってくれる人が、よかったと言ってくれる人が必ずいました。
大野さんの言葉を見ていたら、
立派でなくても、
格好良くなくても、
自分が経験したこと、
気づいたこと、
少しでも共有したい、
感謝の気持ちを伝えたいと思いました。
だから、やっぱり発信は続けよう。
一緒に行ってくださった方の計らいで、菊池渓谷にも行かせていただきました。
緑と大いなる滝のパワーが、
身体中に降り注ぐという感じ。
自然の力のすごいところは、
本当に無条件に自分を受け止めてくれるところ。
年齢も経験も関係なく。
お金があってもなくても。
心が穏やかでも荒れていても。
ただただ受け止めて、
ただただ自分の持つエネルギーを分け与えてくださる。
言葉が追いつかなくて悔しいよ。
でも、ただただ感謝している。
人生の一ページを、
美しく彩ってくれた出逢いのすべてに。