私たちが大切にするべきものは何だろう? 大切にするってどういうこと? 日々を綴る中で、片鱗に触れられたら幸せです。

布オムツのお洗濯。

初めての子育ては、
初めての布オムツ生活ともいえる。

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紙オムツでもいいのだけど、
子どもの体のこと、
環境のこと、
いろいろ考えたら、
布オムツになった。

わたし自身も布オムツで育ててもらい、
助産院では、
将来の体にも関わることだから
布オムツが断然オススメということで
さほど迷いもなかった。

そして始まったオムツ生活。

せっせ気持ちよく排泄するムスメ。
私のときウンチが出なくて心配してばかりだったと母から話を聞くと、
こうしてすっきり出るのは、
なんとありがたいこと。

オムツを替えるたびに、
よく出たね〜
えらかったね〜
と嬉しくなる。

で、1日で使うオシメはなかなかの量。

せっせ手洗いするのだけど、
結構体力がいるし、時間もかかる。

自分が元気なときは
頑張れるのだけど、
疲れているときは
やっぱり「大変だな」と思う。

でも、
私が選んでいることなんだ。

紙おむつを選んだっていいけど
わたしがやりたいと思っていること。

子どものため、とか
助産院で言われたから、とか
ではなくて、
選択するのはわたし。

どうせなら、
喜んでやらせてもらおう。

そう、心の修練と思って、
日々オムツに向かわせていただいている。

そういえば、
助産院の入院中も完全布オムツだった。

わたしはオムツを替えるだけで、
院長の助産師さんが、
洗うよ〜と持って行ってくれた。

少ないスタッフさんが、
毎日検診や実習受入で忙しい中、
せっせと洗ってくれていたんだよね。

先生にいたっては、
入院中ずっとつきっきり、
大変なはずなのに嫌な顔一つせず。

思えば、
自然出産を理念とする
エンジェルスマイルモモでは、
スタッフさんも
信念持った布オムツ派。

大変なのは百も承知で、
大切な仕事と思って
赤ちゃんの体のことを思って
気持ちよく洗ってくれていたんだろうな。

仕事だからしょうがないな、
面倒くさいな、
なんて気持ちじゃなくて。

あぁ、
そんな優しい想いに囲まれて入院していたんだ。

オシメを洗う度に、
幸せな入院生活を思う。