私たちが大切にするべきものは何だろう? 大切にするってどういうこと? 日々を綴る中で、片鱗に触れられたら幸せです。

本と本と本と。

今日は一日読書日和。


仕事を毎日していた頃を考えると、贅沢だなぁと思いつ、ちょっと後ろめたさもあり…。
でも、自分の足元を見つめるには絶対大事な時間なのだ。

川口由一さんと辻信一先生の対談集『自然農という生き方』
ガンジーガンジー 自立の思想』
トルストイ『イヴァンの馬鹿』

不思議なことに、どの書も手足を使って、自然に寄り添って働くことに繋がっている。そういう選書なのかもしれないけど。
ネタバラシでごめんなさい、なのだけど、イヴァンの馬鹿の後半のくだりは笑えた。悪魔が頭を使って働くことを教えましょう、と櫓の上で熱弁を振るったのに、農民たちは本当に頭でパンでも作ると思っていたのにずっとぺらぺら喋るばかりでさっぱりわからず、散り散りに家の仕事をしに帰ってきました、とさ。
最近頭でっかちだった自分が笑えてきた。

そういえば、非電化工房の藤村先生も、
頭で考えて行き詰まったら手を動かしなさい
手を動かして行き詰まったら足を動かしなさい
と言われたなぁ。

手を動かしているかい、君。