お金と安心について
いつの頃からか、生きていくためには定収入や貯金が必要…と思うようになっていました。
働いているうちに、お金のために、家族との時間を削って、体をすり減らして、夜遅くまで働いたり、それって違うなぁと思った。
忙しい友人の話を聞いていても、人ってものは、生きるために仕事をしているのか、仕事をこなすために生きているのか、わけがわからなくなる瞬間がありました。
お金がないと生きていけないっていうのは、ある意味当たっているけれど、ある意味はずれています。
東日本大震災の際、店頭から商品が姿を消した光景を見て、お金だけでお腹や心を満たすことはできないのだなぁと感じました。
将来の安心のために、お金以外に貯めていけるものって何があるのだろうか。
例えば、人のつながり。いざという時に助けを求められる家族や友人、近所の方々。おすそ分け文化も生きるために有効。縁貯金。
食べ物を自給する術。農であったり、料理であったり、火を起こしたり…。衣や住や医、色んな分野が自給できると、お金は最低限で良くなる。自給貯金。
状況が変わっても困らない。
生きるに付随する営みを、お金で購入する以外の選択肢をたくさん持つことが、安心につながっていくと思います。
あなたの安心の源泉は何ですか?