私たちが大切にするべきものは何だろう? 大切にするってどういうこと? 日々を綴る中で、片鱗に触れられたら幸せです。

今年最後、南伊勢でのパン作り。

昨日は、翌日のマーケットのために、南伊勢の仲間とパン作り。


元気なママたちが集い、
みんなであーだこーだおしゃべりしながら、
ウインナーパンやあんパンを作った。

年齢もジャンルも経験も関係ない。

野菜や炭窯の話、
地域の忘年会の話、
ハッピープロジェクトの話、
南伊勢の将来の話、
図書館で働く友人の話、
子ども同士、海で遊んだ話、
地域のお祭りの話…
地域の交通網であるデマンドバスで働く友人とは、いつも利用する祖母の話で盛り上がる。
ひとくちカフェの話でも盛り上がり、ぜひ来たいと言ってくれて。

互いの顔や暮らしが見える会話は、安心する。
そこには何の計算もなく、
優劣もなく、
遠慮もなく、
アホな自分もあははと笑える余裕がある。

こういう人間関係って貴重やなぁと思う。

そこに美味しい焼き立てパンの匂いが立ち込めるから、なおさら。


天使のひるねパン工房のオーナーさんは、
青年海外協力隊を経験した後に、
南伊勢に移住した女性。

はじめて彼女に会ったとき、
この人は何してる人や??とわけがわからなかった。

農業を行いながら、
楽農会の活動をしつつ、
炭窯を作ったり、
カウンセラーをしていたこともあったとか。
で、パン屋さんもやりつ、
今は店舗は一時休業中で、
月に一回、
地元のマーケットでパンを販売している。

本気で日々元気になることを追求している彼女の元には、
いつも子どもや、
地域のお母さんや、
おじいちゃんおばあちゃんが集まっている。
地元のことを真剣に考えている人が引き寄せられてくる。

最近、施設の利用者とパン作りを始めたらしく、
近々私も行きたいと思っている。

この一年は、
ご縁を紡いで活躍する人に
出会う年だった。

来年はもっと加速する気がする。

あぁ、楽しみだ。