私たちが大切にするべきものは何だろう? 大切にするってどういうこと? 日々を綴る中で、片鱗に触れられたら幸せです。

母娘、島根山口旅。

母と二人、島根と山口に旅行に行きました。


出雲大社足立美術館松江城松陰神社、萩の焼き物巡り…。

出雲大社では「御恵と御恩を知り、感謝するものは、必ず富貴たることを得る」というありがたいお言葉をいただき、
ステキなカフェや宿に巡り合い、
美術館では雪景色の庭園を愛で、
国を切り拓いた原動力に触れ、
穏やかな日差の中で萩市内を散策、
温泉に入りまくり、
日本海の幸をたらふく食べて、

なんとも素晴らしい旅でした。

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何よりこうして母娘二人、
健康で無事によき時間を過ごせたことが、本当に貴重。

自己表現が下手くそで、
家の外に居場所を見つけられなかった私は、
自分のエネルギーをどう処理してよいかわからない時期が長かった。

大学で地元と家族から離れて
一人暮らしをして、
海外旅行にはまり、
分野年齢問わずたくさんの人と出会わせていただき、
どんどん自由になった。
どんどん世界が広がった。

一度社会に出て働いてみて、
また自分のエネルギーが空回りしていることに気がついた。

そこで、
一本の木として、
枝葉をはらせることから、
根をはることにシフトした。

最初に向き合ったのは、
地元だった。
それから次のテーマとして、
家族がやってきた。

今回の旅は、
自分の中で母と向き合う旅だったわけで。

なかなか普段は出せない心の内を話した。

爆笑したり、
反省したり、
ちょっぴり涙したり、
「反抗期だね」と苦笑されたり、
私の心は忙しい。

相手に合わせたり、
私のことわかってくれない!!
と開き直るのは楽だけど、
アフリカ一人旅に送り出してくれ、
仕事を辞めた私を受け入れてくれたのは、
心配しつつも信じてくれているからだと思ったら、
私の出来ることは、
自分と相手を信じて、気持ちを伝えることだけだなと思った。

そりゃ違う人間だもの。
いろいろあるさ〜。

それでもやっぱり、
自分の気持ちは大切にしたくて、
お互いを尊重しあえる関係でありたくて。

だから、
今日を笑って迎えられたこと、
雨予報の空を照らしてくれたお日様に、
本当に感謝している。

自分らしく生きるって、
勇気がいるけれど、
とても気持ちがいいものなのだと、
生き方をもって示していけたら
いいなと思う。