餅つき体験の思い出
今日は、南伊勢で、餅つき体験会のスタッフに行ってきました。
もち米を蒸すための木切れを拾うところから始まった体験。
楽農会のみんながもち米を作ってくれたことを思うと、とてもありがたぁく感じます。
観光協会の企画ということでしたが、スタッフの一人が中学校の同級生と判明(笑)
小さなことだけど、ちゃんとつながっているんだなぁと思いました。
最初は恥ずかしがっていた子どもたちも、わっしょいわっしょいの掛け声の中で杵を手にすると、勢いよく餅をつき始めました。小さくても心は一人前、その姿が皆を温かい気持ちにしてくれました。
たくさん並んだお惣菜。
南伊勢のアオサやひじきが美味しくて、海の恵みを感じました。
あんこもちの餡は、地元の和菓子屋さんで作られたもの。
釜では、グツグツ煮込んだちゃんこ鍋。なんと、元力士の方が本場の味を作ってくれたのです。
それから、色んな人と話していると、一人一人の思いが伝わってきて、たくさんの発見がありました。
楽しい楽しいイベントでした。
本当にね、一人一人がいて始めてこの空間ができるんだってこと。
誰が優秀ということではなく、
誰が成し遂げたというものではなく、
一人一人が、
それぞれの持ち味を出してその場にいることが、
ただただ素晴らしいと思いました。
一人一人がかけがえのない存在ということ。
私にとっては、
頭でわかっていても、
肌身で感じられることって実はとても少ない。
知らない間に
目に見えるもので
その人を決めつけていたり、
正当性を主張していたり、
評価していることがあります。
役に立った時や褒められた時は嬉しいけど、
褒められない時や怒られた時には自分はダメだと思うとかね。
他の人が評価されていることを羨んだりね。
ただただ一緒にいられて、
こうして笑っていられることが本当に幸せなのです。
遠回りしたなぁと思うけれど、
こういうことに気づくのに、
必要な経験もあったのだと思う。
辛い時は、
忘れているだけなんだ。
忙しくて見えていないだけなんだ。
気付こうと思えば、いつだって気づける。
私、幸せだ!ということに。
私、自由だ!ということに。