2016-06-08 蒙古斑。 娘の手にちょこんと青アザ。ふと目に留まり、これなんでしょうか?と助産師モモさんに尋ねた。「神様の子」返ってきた言葉に思わず、「…え?」と、フリーズしたわたし。何でも神様がぺんっとたたいた印、それが蒙古斑だという。あ、お尻だけじゃなかったのね。調べてみると、アイヌの言葉では「神の手の跡」と表現するのだそう。日本人であれば、見慣れた蒙古斑。大きくなるにつれて消えていくから、赤ちゃんに接しなければ、普段、その存在は忘れている。幼い子が語るという、胎内記憶に重なった。きっと皆が持っているけど、普段は目には見えない、耳には聞こえない、何か大切なもの。