みなしまの夢が叶った日。
夢が、夢が叶ったよーーー!!
今日は、南伊勢町の「天使のひるねパン工房」で、パン作り。
地域の作業所「こんさっさ」の利用者さんと一緒に。
一緒に働いた二人は、
「おいしくなぁれ」と唱えながら、
本当に一生懸命仕事をします。
一つのパンを丁寧に、丁寧に…
その姿勢を見ているうちに、だんだんパンが愛おしく思えてきます。
彼らの「ここで働けることが嬉しい、感謝している」という言葉を耳にして、心が整えられます。
なんだか、神様からプレゼントされたような、とてもとても嬉しい時間でした。
仕上げは、
みんなで青空を仰いでラジオ体操。
キラキラ輝く海を背景に、
生きてるーーー!って感じがした。
ブログを始めたとき、
私の夢は、
食と農がつながる場、
いろんな立場の人が働きやすい場、
地元が元気になる場として、
南伊勢町で、障害ある人とも一緒に働けるパン屋を始めることでした。
で、
地元の障害福祉をテーマに思い当たる節を当たったり、
パンを勉強したり、
なんやかんや動いたけれど空回り、
ちょっと疲れて、
一旦、
自分の正当性を主張したり、
相手の困っていることを無理に聞き出したりすることを辞めて、
心響き合う人に導かれて、
出逢った人の話に耳を傾けたり、
分野を問わず求められることをしたりしているうちに、
あれよあれよと言う間に、
南伊勢で仲間ができ、
一緒にパンを販売し、
地元の作業所の利用者さんが働きにくるという環境が整っていったのでした。
私にとって夢は、
つかみ取るものではなく、
本当に必要なことであれば、
志ある仲間とわかちあうものなのだと教えてもらいました。
誰が始めるかなんて、
もうどうでも良くなったの。
本当に地元の人たちが、
安心して食や仕事や暮らしを享受するお手伝いができるなら。
自分が何をするかも大事だけど、
一人でも多くの人が、
自分や故郷を誇りに思い、
自分らしさや可能性を開花させて、
幸せに生きること。
そのために私ができること、
小さな頭で一生懸命考えてきたけど、
結局は自分の心に正直に、
楽しく、面白く、気持ちのよいことをすることが一番早道だったみたい。
今日はたくさんたくさん、
これからの夢を語り合いました。
利用者の一人は、
「いつか海辺のカフェで働きたい」と夢を話してくれました。
いいね、ステキだね。
誰のどんな夢も、素晴らしい。
そこに優劣はなくて、
認め合うことが、
わかちあうことが、
大切なのだと思います。
本当に必要なことであれば、
いつかいつか、
叶っていくものだから。
それが無理かどうかなんて、
私たちが決めることじゃない。
だって私たち、
無限の可能性の中に生きてる。
一緒に夢を分かち合っていこうね。