有機的に生きている。
有機的、という言葉を
ふとした瞬間、考える。
旦那さんに、
有機的ってどんな意味だっけ?と
突然尋ねてみたりした。
農産物で使われることが多いからか、
農薬や化学肥料を使用していないというイメージが大きい気がする。
organic、オーガニック。
すべてが繋がりあい、
関係しあっていることが語源であれば、
それは生命体の根源であると同時に、
因果応報や縁の考え方にも通ずるんじゃないかなぁ。
誰もが、
縁ある土地で、
縁ある人と出会って暮らしている。
誰もが、
誰かの子どもとして産まれ、
誰かの手をかりて育ち、
学校や職場という舞台に立ち、
誰かと出会い続けていること、
今、体を通して生きているということ。
たとえ、
誰かが農薬を使って野菜を育てていても、
オーガニックじゃない、
有機的じゃない、
というのは言葉の遊びにすぎないんじゃないかなぁ。
農薬だって、
私たち人類に大きな気づきを与えたという意味では、
有機的、だったりして。
私たちは、
誰かに生かされて生きている。
今日も誰かの作った野菜を食べて。