チャーハンと社会起業家と。

今日は、またまたうどんやちゃんに行きました。

スタッフのS君が考案したという唐揚げチャーハンの日替わり定食をいただきました。ちゃっちゃと炒めるフライパンさばきはさすが！働く前から親戚の店の厨房で手伝いをしていたそうです。てんこ盛りにしてくれて、これは太るなぁという感じ笑。味は二重丸でした^_^

開店当初の新聞記事も見せていただきました。

さて、今日は社長さんがいらっしゃるというので、お話させていただきました。

素晴らしかった。

伊勢に帰ってきてよかったと思った。

社長さんの話ぶりから、スタッフを一人の人として尊重している姿勢がにじみ出ているのです。親戚の弟分のことを話すように、愛情もって接しているのです。

会社の立ち上げと並行して、支援学校を訪問するところから二人との関係が始まっています。卒業後、山口製麺さんで研修をするわけですが、その中で、機転を利かせて動ける、真面目に集中できる、など彼らの良いところをどんどん見つけていきます。温度や湿度によって打ち方に違いが出るので、パターン毎レシピを色分けしたり、漢字やひらがな、彼らが読みやすいように工夫したり、試行錯誤だったといいます。

特別支援学校を卒業した後の就職先になかなか恵まれない人が多いのが現実ですが、こんなにできる人たちがもったいない！！という思いがつのってここまできたと。

かっこいいですよね。

素晴らしい事例としてどんどん広めてほしい、と伝えると、商売は繁盛して初めて成功事例になるのだと教えてくれました。今の客足では、まだまだ足りない。これからもっと作戦を練らなければと思っています、と。

肩書きはなかったですが、こういう方こそ、社会起業家というのだと思いました。こういう方に地元に巡り会えるって、偶然とは思えません。

うどんやちゃんファンクラブとしては、もっと宣伝頑張らなきゃなぁと思った次第です。