私たちが大切にするべきものは何だろう? 大切にするってどういうこと? 日々を綴る中で、片鱗に触れられたら幸せです。

見習い3日目

初めての場所で初めての仕事をする経験が貴重だな、と感じたので、書き留めておきます。??の数日間、こういうアドバイスや情報をもらって安心できた、という経験談です。大抵の人は数日経験すれば、克服できる程度のことです。みなしまが目指して行きたいのは、ハンディキャップがあっても働きやすく、馴染みやすい作業環境だと思うから、参考程度に。


①空間配置。どこに何が置いてあるかがわかることが大事。これがわからないと、探し物で一時間がすぎてしまう。「これ取って」すらできない。物の名前を覚えることも同じ。


②工程理解①。一連の作業の流れがわかること。自分の仕事はどこから来てどう引き継がれて行くのか、完成型はどうなるのか、イメージがないと漫然と指示通りに動くしかできません。大切なのは、一工程の単位がわかること。どこまでやったら片付けたり報告をしたりすれば良いのか。いつ終わりがわからないと、ただただ不安。


③工程理解②。仕事の出来上がりが具体的にイメージできること。完成イメージと同じくらい、ダメな見本も大事。チェックするポイントが数点定まり、やりすぎ、やらなさすぎがわかると、自分で確認ができる。特にパン生地の扱いは、形だけ真似しようとしてもダメで、コツを教えてもらって初めてできた。


④時間感覚。一つの仕事にかかる時間やタイムスケジュールがわかる。人の仕事を見て、手伝うべきかどうするべきか考えていたら、ぼーっとしているように見えたらしく、気を遣って仕事の指示を出してもらった。時間の感覚が身につくと、見通しを持ち、次にどの仕事をできるか考えたり、優先順位をつけることができる。


⑤人の動き。スタッフの人がどんな仕事をしていて、困ったときに誰にどのタイミングで聞くか、がわかればとても安心。


⑥自信。できることが一つでも二つでもあると心強い。初めて場所はとにかく足手まといにならないようにすることで精一杯。私は役立たずと思う気持ちが一番の敵。そんな時に仕事を任せてもらうというのはとても嬉しい。洗浄でも掃除でも、できることから増やしていこう。