編みパンと精肉店と。
今日もダーシェンカのパン教室。
編みパンを習いました。
一本からでも、こんなにも愛らしい形が生まれるのね、と嬉しくなりました。
帰り際、駅まで送ってくださった方が、ご家族が豊橋で開いているというカフェを教えてくれました。
これも何かの縁、近いうちに必ず行きましょう。
さて、夕方母と津で落ち合い、県民啓発講座「ある精肉店のはなし」上映会に行ってきました。
牛を育て、締め、精肉にして販売するところまで一貫して担っていた、大阪のある精肉店。淡々と牛をさばいていくご家族の姿が印象的した。まさに命を戴くという、これがこの人たちの生き方であり、哲学なのだなぁと。それを家族全体、親戚全体が共有し、肉の販売や祭を通して、地域で生きている。次男は牛皮から太鼓を作り、祭りにつなぎます。
そして、いよいよ屠畜の歴史に幕を降ろした精肉店は、新たな生き方を模索していくのです。
命と社会にグイと食らいつく綾瀬監督。彼女が切りとった風景は、言葉以上に語り、訴える力を持っています。すごいなぁ。
牛肉、ありがたく食べようと思いました。